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当農園で育つ野菜はすべて完全有機栽培です!
東浪見岡本農園(【太陽と野菜の直売所】)で収穫、販売している野菜は、すべて「完全有機栽培」で作られています。
令和3年10月現在、【太陽と野菜の直売所】の営業開始から「丸2年半」が経過していますが、耕作自体はその1年前から開始しており、前の耕作者は化学肥料栽培だけでしたので、3年目に入りようやく「本物の有機栽培野菜」が収穫できるようになっています。
当農園で使っている具体的な農業資材は、以下となります。
- 有機肥料資材
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- 完熟とんぷん
- 完熟鶏ふん
- 菜種油粕
- 牡蠣殻石灰(ホウ素などの微量元素入り)
- もみがら
- 米ぬか
- 有機系フミン酸
- 有機硫酸マグネシウム(100%海水から)
- カニ殻 (毎回ではない)
- 微生物資材
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- VS34
- VSトリコ
- VSあかきん
- EM菌
- 光合成菌微生物
9種類の有機肥料資材と、5種類の微生物資材の「14種類」による完全有機栽培であり、当地で慣行的に行われている「化学肥料栽培(8-8-8等)」の1種類投入と比較して、人的な労力だけで「14倍」を必要とする高コスト栽培です。
晩秋、春先の一時期だけですが、アブラナ科系の野菜(キャベツ、ブロッコリー、白菜などの葉物野菜)に「虫の食害」が発生してしまうために「穴だらけ」で商品にならず、通常の投与量の「1/5程度」ではありますが、やむを得ず殺虫剤を投入しています。(正直に)
ほかの野菜全般には一切使っていませんが、残念ながら農園全体として考えたときには、やはり「農薬不使用」とは書けないことになります。
有機栽培野菜は本当においしいと言えるのか?
「有機栽培野菜は本当においしいと言えるのか?」、この問いに対して、当農園では「キッパリとYes!」と言えるのですが、世の中には味覚音痴の料理評論家や野菜評論家がたくさんいることも事実であり、そんな間違った情報(化学肥料栽培と有機栽培の味は同じという科学的に根拠不明な主張)が書籍やネット上に氾濫していて、そもそも、わたくしたちはそんな味覚音痴の人に「買ってほしい」「食べてほしい」とは思っていません。
近年「水耕栽培」は高コストで衰退しているようですが、植物工場と呼ばれている農場では、そのほとんどの場合「土を使わない」「お天道様の日照も使わない」、まさしく化学肥料栽培にほかならず、特有の「えぐみ(苦味)」があり、有機栽培の露地野菜と並べて味くらべをすれば、誰もがわかる「まずさ」を感じるものです。
※「えぐみ」成分の正体は、野菜の体内に残留した「亜硝酸態窒素」(実は猛毒)です。
また、当農園で収穫したレタス(球レタス、サニーレタス等)は、そんな「うまみ」以外に「収穫後3週間冷蔵庫で保存しても美味が変化しない」という特長を持ち、この点においてもその保存性においても、有機栽培野菜が断然に上なのです。
いわゆる人間が感じる「野菜独特の甘み(うまみ)」とは、植物が本来必要とする肥料成分を「土を介して無機化された状態で取得する」ことが必要で、化学肥料のような「最初から無機化された肥料」では、実は野菜たちは良好な健康状態で育っていないということなのです。
※人間が、生存のために必要な栄養成分を「サプリだけで摂る」ことができない理由と同じです。
どうか、一度当農園にお出でいただき、収穫体験をしながら「本物の野菜たち」をお持ち帰りください!
よろしくお願いいたします!
【太陽と野菜の直売所】農園管理人:岡本 洋